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2025.12.29
パーソナルジム
もう困らない!24時間ジム マナーで快適トレーニングを実現する秘訣
この記事を書いた人
医療国家資格者兼パーソナルトレーナー
片山 哲
保有資格
- 柔道整復師
ボディメイクには正しい知識が欠かせません。そのため国家医療資格を取得し、自らもトレーニングを継続。ボディコンテストで2度入賞するなど実績を築きました。体が変われば人生が変わります。それを少しでも多くの方に実感していただくことが私のモットーです。
いつでも好きな時にトレーニングできる24時間ジムは、忙しい日々を送る皆様にとって、健康維持や体力向上に欠かせない場所となっています。しかし、その利便性を最大限に活かし、誰もが気持ちよく利用するためには、利用者一人ひとりのマナーが非常に重要です。この記事では、24時間ジムでの基本的なエチケットから、マシンエリア、ロッカールーム、シャワールームでの具体的な振る舞い、さらには混雑時やスマートフォンの利用といった、様々な状況に応じたマナーまで、幅広くご紹介いたします。マナーを心得て実践することで、自分自身が快適にトレーニングできるだけでなく、周囲の利用者にとっても心地よい環境を作り出すことができます。結果として、トラブルを未然に防ぎ、24時間ジムの魅力を存分に享受しながら、充実したフィットネスライフを送るための秘訣を掴むことができるでしょう。
1. 24時間ジムの魅力を最大限に活かすマナーの心得
24時間ジムは、自分のライフスタイルに合わせて、好きな時間にトレーニングができる点が最大の魅力です。仕事帰りや早朝など、利用者の都合に合わせて柔軟に体を動かせるため、健康維持や体力向上を目指す多くの方に支持されています。しかし、この自由度の高い利用環境を全ての人が快適に享受するためには、利用者一人ひとりのマナーが不可欠です。マナーは単なる規則ではなく、お互いを尊重し、施設を大切に使うための心遣いであり、24時間ジムの魅力を最大限に引き出すための大切な心得と言えます。
1.1 なぜ24時間ジム マナーが重要なのか
24時間ジムは、一般的なフィットネスジムと比較して、スタッフが常駐していない時間帯が多いという特徴があります。そのため、施設内の秩序や清潔さ、安全性の維持は、利用者の自主的な行動に大きく委ねられています。マナーが守られないと、他の利用者が不快な思いをしたり、トレーニングに集中できなかったりするだけでなく、機器の故障や事故、衛生環境の悪化など、様々なトラブルに発展する可能性があります。全ての利用者が気持ちよく、そして安全にトレーニングを継続できる環境を保つために、マナーの遵守は極めて重要なのです。
1.2 マナーを守ることで得られるメリット
マナーを守ることは、自分自身だけでなく、全ての利用者にとって大きなメリットをもたらします。以下に、主なメリットをまとめました。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 快適なトレーニング環境 | 他の利用者を気にすることなく、自身のトレーニングに集中できる穏やかな空間が保たれます。 |
| トラブルの回避 | マシンや設備の利用に関する誤解や、利用者間の不満を未然に防ぎ、円滑な施設利用につながります。 |
| 施設の清潔さ維持 | 誰もが気持ちよく使えるよう、常に清潔な状態が保たれ、衛生的な環境でトレーニングできます。 |
| 安全性の確保 | マシンの正しい使用や使用後の片付けにより、事故のリスクを低減し、安心して利用できます。 |
| トレーニングの継続 | 快適でストレスのない環境は、ジム通いを継続するモチベーションを高め、目標達成を後押しします。 |
| 良好な人間関係 | 互いに配慮し合うことで、利用者同士の穏やかな雰囲気が生まれ、心地よいコミュニティが形成されます。 |
2. 基本から徹底!24時間ジム利用の必須マナー
24時間ジムを快適に利用するためには、基本的なマナーを理解し実践することが不可欠です。ここでは、入館から退館までのエチケット、適切な準備、そして施設利用における一般的な注意点について詳しく解説します。一人ひとりがマナーを守ることで、全ての利用者が気持ちよくトレーニングできる環境が保たれます。
2.1 入館から退館までの流れとエチケット
24時間ジムの利用は、入館から退館までの一連の流れの中で、常に周囲への配慮が求められます。スムーズな利用と快適な環境維持のために、以下のエチケットを心がけましょう。
2.1.1 入館時のマナー
ジムに到着したら、まず会員証を提示し、入館手続きを行います。多くのジムでは、入口に手指消毒液が設置されていますので、必ず入館時に手指を消毒し、衛生管理に協力しましょう。他の利用者がいる場合は、軽く会釈をするなど、気持ちの良い挨拶を交わすことも大切です。
2.1.2 更衣室でのマナー
更衣室では、他の利用者のプライバシーに配慮し、大きな声での会話は控えるようにしましょう。ロッカーは譲り合って使い、荷物は指定された場所にきちんと収納してください。着替えは素早く行い、混雑時は長時間の占有を避けることが望ましいです。使用済みのタオルやウェアは、持ち帰るか、指定の回収ボックスに入れましょう。
2.1.3 トレーニング中のマナー
トレーニング中は、周囲の利用者との距離を保ち、パーソナルスペースを尊重することが重要です。マシンの使用方法が分からない場合は、無理に使用せず、スタッフに尋ねるか、使用説明をよく読みましょう。休憩中は、他の利用者がマシンを使えるよう、一旦マシンから離れるなどの配慮も求められます。大声での会話や、スマートフォンでの通話は控えめにし、周囲の集中を妨げないように心がけてください。
2.1.4 退館時のマナー
トレーニングを終え、更衣室で着替えを済ませたら、忘れ物がないか確認しましょう。使用したロッカーは施錠を解除し、次の利用者が気持ちよく使えるようにしてください。退館時も、入口での挨拶や会釈を忘れず、来た時よりも美しく、という意識を持つことが大切です。
2.2 トレーニングウェアと持ち物の準備
快適で効果的なトレーニングのためには、適切なウェアと持ち物の準備が欠かせません。事前に準備を整えることで、ジムでの時間を最大限に活用できます。
2.2.1 適切なトレーニングウェアの選び方
トレーニングウェアは、動きやすさと吸湿速乾性に優れた素材を選ぶことが重要です。体にフィットしすぎず、かといってだぶつきすぎない、適切なサイズのウェアを選びましょう。また、清潔感のあるウェアを着用することで、自分自身も気持ちよく、周囲の利用者にも良い印象を与えます。靴下も吸湿性の高いスポーツ用を選び、足元の快適さを保ちましょう。
2.2.2 屋内用シューズの準備
ジムでのトレーニングには、必ず屋内専用のシューズを用意しましょう。屋外で使用した靴は、汚れや砂をジム内に持ち込む原因となり、床やマシンを傷つける可能性があります。屋内用シューズは、グリップ力があり、クッション性にも優れたものを選ぶと、安全にトレーニングを行えます。使用後は、清潔に保つように心がけてください。
2.2.3 必須の持ち物リスト
ジムに持っていくべき持ち物を事前に確認し、忘れ物がないように準備しましょう。以下の表を参考に、必要なものを揃えてください。
| 持ち物 | 用途・注意点 |
|---|---|
| トレーニングウェア | 吸湿速乾性があり、動きやすいもの。清潔なものを着用しましょう。 |
| 屋内用シューズ | 屋外の汚れを持ち込まないよう、必ず専用のものを用意してください。 |
| タオル | 汗を拭くため、またマシン使用後の清掃用として必須です。複数枚あると便利です。 |
| 飲み物(水筒) | トレーニング中の水分補給は非常に重要です。フタ付きの水筒やペットボトルで持ち込みましょう。 |
| 着替え | トレーニング後に汗をかいたウェアから着替えることで、清潔を保ち、体調管理にもつながります。 |
| ロッカーキー | 貴重品を預ける際に必要です。紛失しないように管理しましょう。 |
| スマートフォン | トレーニング記録や音楽再生に利用できますが、使用マナーには十分配慮が必要です。 |
これらの持ち物を準備することで、より快適で効率的なトレーニング時間を過ごすことができます。
2.3 施設利用時の一般的な注意点
24時間ジムは、多くの利用者が共有する場所です。皆が気持ちよく利用できるよう、以下の一般的な注意点を守りましょう。
2.3.1 利用規約の遵守
各ジムには、それぞれ独自の利用規約が定められています。入会時に説明を受けた内容や、施設内に掲示されている規約をよく読み、必ず遵守するようにしてください。規約違反は、他の利用者の迷惑となるだけでなく、自身の利用停止にもつながる可能性があります。
2.3.2 体調管理と無理のないトレーニング
24時間ジムはいつでも利用できますが、自身の体調と相談しながら無理のない範囲でトレーニングを行いましょう。体調が優れない時は、無理をせず休む勇気も大切です。万が一、トレーニング中に体調が悪くなった場合は、すぐにトレーニングを中断し、可能であればスタッフに連絡するか、休憩スペースで体を休めてください。
2.3.3 貴重品の管理
ジム内での貴重品の管理は、ご自身の責任で行うのが原則です。ロッカーに施錠するなどして、盗難防止に努めましょう。高価なものや多額の現金は、できるだけ持ち込まないことをおすすめします。不審な点に気づいた場合は、速やかにスタッフに報告してください。
2.3.4 緊急時の対応
万が一、施設内で緊急事態が発生した場合は、落ち着いて行動し、スタッフの指示に従ってください。緊急連絡先やAED(自動体外式除細動器)の設置場所などを事前に確認しておくと、いざという時に役立ちます。
2.3.5 施設全体の清潔維持への協力
共用スペースであるジムを清潔に保つことは、全ての利用者の義務です。使用したマシンは汗を拭き取り、使用済みの備品は元の場所に戻しましょう。ゴミは指定のゴミ箱に捨て、床に物を放置しないようにしてください。一人ひとりの協力が、快適なジム環境を維持する基盤となります。
3. マシンエリアでの24時間ジム マナー
24時間ジムのメインとなるマシンエリアでは、多くの利用者がそれぞれの目標に向かってトレーニングに励んでいます。この場所でのマナーは、安全で快適なトレーニング環境を保つために非常に重要です。お互いが気持ちよく利用できるよう、基本的なルールと配慮の心を持つようにしましょう。
3.1 マシンの占有時間を守るコツ
マシンエリアでは、限られた数のマシンを多くの利用者が共有しています。特に混雑時には、マシンの占有時間に対する配慮が欠かせません。一人ひとりが意識することで、スムーズな利用が実現します。
一般的に、一つのマシンを長時間占有することは避け、他の利用者が待っている場合は速やかに交代するのが基本的なマナーです。インターバル中も、マシンから離れて他の利用者が使用できる状態にしておくなどの工夫が求められます。
| 状況 | 守るべきマナー | 配慮のポイント |
|---|---|---|
| 混雑時 | 1セットごとに他の利用者に譲る、またはインターバルを短く設定します。 連続して複数セット行いたい場合は、他の利用者がいないか周囲を確認し、声をかけてから行うようにしましょう。 | 「次、使われますか」と尋ねられたら、快く譲る姿勢が大切です。 長時間スマホを操作しながらマシンを占有することは避けましょう。 |
| 空いている時 | 複数セット連続で使用しても問題ありませんが、他の利用者が現れた場合は配慮を示しましょう。 マシンを移動する際も、使用後の清掃を忘れないようにします。 | たとえ空いていても、次の利用者がいる可能性を常に意識することが重要です。 無駄な占有は避け、効率的なトレーニングを心がけましょう。 |
3.2 使用後の清掃と除菌シートの活用
マシンやベンチは多くの人が触れる共用物です。使用後の清掃は、感染症予防と次の利用者への配慮として非常に大切なマナーです。ジムに備え付けの除菌シートやスプレーを活用し、使用した箇所をきれいに拭き取るようにしましょう。
特に、汗が付着しやすいシート部分や、手が触れるグリップ部分は念入りに拭き取ることが求められます。清掃を怠ると、不衛生な環境となり、他の利用者に不快感を与えてしまうことになります。
3.2.1 正しい清掃の仕方
清掃は以下の手順で行うとスムーズです。
- マシンから降りたら、備え付けの除菌シートを一枚取ります。
- 汗が付着した部分や、手が触れたグリップ、シート、背もたれなどを丁寧に拭き取ります。
- 使用済みのシートは、備え付けのゴミ箱に捨てます。
自分の汗だけでなく、マシン全体を清潔に保つ意識を持つことが重要です。
3.3 プレートやダンベルの片付け方
フリーウェイトエリアでは、プレートやダンベルの片付けが特に重要です。使用した器具を元の場所に戻すことは、安全性の確保と次の利用者がスムーズにトレーニングを開始できるようにするための基本中の基本です。
プレートは重さごとに、ダンベルは決められたラックの定位置に、整理整頓して戻すようにしましょう。床に放置されたプレートやダンベルは、他の利用者のつまずきの原因となり、思わぬ事故につながる可能性があります。
3.3.1 効率的で安全な片付けのポイント
- 使用後はすぐに元の場所に戻すことを習慣にしましょう。
- プレートは軽いものから重いものへと順に、あるいは指定された場所へ戻します。
- ダンベルは、数字の書かれたラックの定位置にきちんと収めます。
- 重いプレートやダンベルを運ぶ際は、周囲に注意し、無理のない範囲で行いましょう。
みんなが使う器具を大切にし、次に使う人のことを考えて行動することが、快適なジム環境を築く上で不可欠です。
3.4 トレーニング中の声出しと騒音への配慮
トレーニング中に集中力が高まると、無意識のうちに声が出てしまうことがあります。しかし、過度な声出しや、ダンベルなどを乱暴に扱うことによる騒音は、他の利用者の集中を妨げたり、不快感を与えたりする可能性があります。
特に24時間ジムでは、早朝や深夜など、利用者が少ない時間帯でも、音が響きやすいことがあります。周囲への配慮を忘れず、静かにトレーニングを行うよう心がけましょう。
3.4.1 周囲への配慮を忘れないために
- 声出しは、必要最低限に留め、周囲に響き渡るような大声は避けましょう。
- ダンベルやバーベルを床に置く際は、衝撃音が出ないよう、ゆっくりと丁寧に置くようにします。
- マシンを使用する際も、ガチャンと大きな音を立てないよう、意識して動作を行いましょう。
- イヤホンやヘッドホンを着用することで、自分の集中力を高めつつ、周囲の音を遮断し、自身の声出しも抑制しやすくなります。
お互いが気持ちよくトレーニングできる環境を作るために、音に対する配慮は非常に重要です。
4. ロッカールーム・シャワールームでの24時間ジム マナー
24時間ジムのロッカールームやシャワールームは、多くの人が共有する大切なスペースです。ここでのマナーは、お互いが気持ち良く施設を利用するために欠かせない要素となります。次に利用する人のことを考えた行動を心がけ、快適な環境を維持しましょう。
4.1 清潔に保つための利用方法
ロッカールームやシャワールームを清潔に保つことは、利用者全員の義務です。特に水回りは汚れやすく、カビや臭いの原因にもなりかねません。使用後は必ず簡単な清掃を心がけ、次に使う人が不快に感じないように配慮してください。
具体的な清潔保持のポイントは以下の通りです。
| 場所 | マナーと配慮 |
|---|---|
| シャワーブース | 使用後は床や壁に飛び散った水滴を軽く拭き取ってください。特に髪の毛は排水溝に溜まりやすいため、必ず取り除いてゴミ箱に捨てるようにしましょう。シャンプーや石鹸の泡が残っていないか確認し、軽く流しておくことも大切です。 |
| 洗面台 | 歯磨きや洗顔後は、飛び散った水滴や歯磨き粉の跡を拭き取ってください。髪の毛が落ちていたら、それも取り除きましょう。次に使う人がすぐに気持ち良く使える状態にしておくことが基本です。 |
| ロッカールームの床 | シャワーから上がった後は、体をよく拭いてからロッカールームへ移動し、床を濡らさないように注意してください。足拭きマットが設置されている場合は、積極的に利用しましょう。濡れたタオルやウェアはビニール袋に入れるなどして、他の荷物を濡らさない工夫も必要です。 |
| 共用備品 | ドライヤーやヘアアイロンなどの共用備品は、丁寧に取り扱いましょう。使用後は元の場所に戻し、もし汚れていたら軽く拭いておくのが望ましいです。次に使う人のことを考えて、大切に利用してください。 |
4.2 荷物の管理と共有スペースの利用
ロッカールームは着替えや荷物の出し入れをするための共有スペースです。ここでの荷物管理は、他の利用者の迷惑にならないよう、細心の注意を払う必要があります。
荷物の管理と共有スペース利用に関するマナーは以下の通りです。
| 項目 | マナーと配慮 |
|---|---|
| ロッカーの利用 | ロッカーは、トレーニング中の荷物保管のために用意されています。利用後は必ず施錠し、貴重品は必ずロッカーに入れるか、常に身につけて自己管理してください。利用時間を守り、長時間占有することは避けましょう。また、ジムによっては当日限りの利用規定があるため、確認が必要です。 |
| 荷物の放置 | ロッカールームのベンチや床、通路などに荷物を放置することは厳禁です。他の利用者の通行の妨げになるだけでなく、転倒事故の原因にもなりかねません。荷物はすべてロッカーに収納し、共有スペースを広々と使えるように協力しましょう。 |
| 共有スペースの占有 | 着替えや身支度の際に、ベンチや鏡の前を長時間占有しないように注意してください。特に混雑時は、手早く済ませて次の人に譲ることが大切です。化粧やヘアセットなどで場所を広く使う必要がある場合は、できるだけ空いている時間帯を選びましょう。 |
| 貴重品の管理 | 財布やスマートフォンなどの貴重品は、常に自己責任で管理してください。ロッカーの鍵をしっかりかけることはもちろん、トレーニング中も持ち歩くか、貴重品専用のロッカーがあればそちらを利用するなど、盗難防止に努めましょう。 |
4.3 シャワー利用時の注意点
シャワーはトレーニングでかいた汗を流し、リフレッシュするための大切な設備です。しかし、利用方法によっては他の利用者に不快感を与えてしまうこともあります。短時間で効率的に利用し、次に使う人への配慮を忘れないことが重要です。
シャワー利用時の主な注意点は以下の通りです。
| 項目 | マナーと配慮 |
|---|---|
| 利用時間 | シャワーブースの数は限られているため、特に混雑時は長時間の利用は控えましょう。手早く体を洗い、次に待っている人がいる場合は速やかに譲ることが大切です。目安として、5分から10分程度で済ませるのが理想的です。 |
| 音量への配慮 | シャワー中におしゃべりをする際は、声の大きさに注意してください。他の利用者がリラックスしたい、静かに過ごしたいと考えている場合もあります。特に深夜や早朝の利用時は、周囲への配慮をより一層心がけましょう。 |
| 水しぶき | シャワーの向きや強さによっては、隣のブースに水しぶきが飛び散ってしまうことがあります。シャワーカーテンをしっかりと閉めるなどして、水しぶきが外に漏れないように注意してください。他の利用者に迷惑をかけないよう、細やかな配慮が必要です。 |
| 持ち物の管理 | シャワーブース内には、タオルや着替え、洗面用具などを持ち込むことになります。これらを床に直接置かず、フックにかけるか、濡れない場所に置くなどして、清潔に保ちましょう。使用済みのタオルは、ロッカールームに戻ってから適切に処理してください。 |
5. こんな時どうする?状況別の24時間ジム マナー
5.1 混雑時のマシンの譲り合い方
24時間ジムは、時間帯によっては多くの利用者で混み合うことがあります。特に人気のマシンは順番待ちになることも少なくありません。このような混雑時でも、お互いが気持ちよくトレーニングを続けるためには、譲り合いの精神と適切なコミュニケーションが大切です。
特定のトレーニングマシンを長時間占有することは避けましょう。一般的な目安として、1セットごとの交代を提案したり、インターバル中に他の利用者がマシンを使えるように配慮したりする方法があります。もし、次に使用したい方がいるようでしたら、「次、使ってもよろしいですか」と明確な声かけをすることで、スムーズな利用を促せます。
また、混雑している時間帯は、普段使わないマシンやフリーウェイトエリアで代替トレーニングを行うことも有効な手段です。柔軟なトレーニングメニューを準備しておくことで、特定のマシンに固執することなく、効率的に体を動かせます。譲り合いの気持ちを持つことで、限られた設備を多くの利用者が有効活用できるようになります。
5.2 スマートフォン利用の注意点
スマートフォンは、トレーニングの記録や音楽再生、情報収集など、ジムでの利用に大変便利です。しかし、その使い方によっては、周囲の利用者に不快感を与えてしまうこともあります。快適な空間を保つために、スマートフォンの利用には十分な配慮が必要です。
まず、音楽や動画を視聴する際は、必ずイヤホンを着用し、音漏れがないように注意してください。特に、トレーニングに集中している方にとって、意図しない音は大きな妨げになることがあります。また、通話をする場合は、トレーニングエリアを避け、休憩スペースやロビーなど指定された場所で、小声で短時間にとどめるようにしましょう。長時間の通話や大声での会話は、周囲の迷惑になります。
トレーニング中のスマートフォンの操作も、周囲への配慮が必要です。マシンの占有時間を延ばしたり、集中力を欠いて安全を損なったりする可能性があります。トレーニング中は必要最低限の操作にとどめ、休憩中に確認するなど、メリハリのある利用を心がけてください。
5.3 写真撮影に関するルール
SNSへの投稿やトレーニング記録のために、ジム内で写真や動画を撮影したいと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、ジムは多くの人が利用する公共の場であり、プライバシー保護の観点から、撮影には特に慎重な配慮が求められます。
ほとんどの24時間ジムでは、施設内での撮影に関するルールが設けられています。まずは、入会時に配布される案内やジム内の掲示物で、撮影が可能かどうか、どのような条件下で許可されているかを確認してください。無許可での撮影や、他のお客様が映り込むような撮影は、プライバシー侵害につながる可能性があります。
もし撮影が許可されている場合でも、他のお客様が映り込まないように細心の注意を払うことが絶対条件です。鏡越しに撮影する際も、背景に人がいないか、十分に確認しましょう。万が一、他のお客様が映り込んでしまった場合は、その画像を公開しない、または加工して個人が特定できないようにするなどの対応が必要です。トラブルを避けるためにも、周囲への配慮を最優先し、ルールを守った上で撮影を行うようにしてください。
5.4 体調不良時の対応
24時間ジムは自分のペースでトレーニングできる利点がありますが、体調がすぐれない時に無理をしてしまうと、かえって健康を損ねたり、周囲に迷惑をかけたりする可能性があります。自身の体調管理と、万が一の際の適切な対応を知っておくことは非常に重要です。
トレーニング中に少しでも異変を感じたら、無理をせずトレーニングを中断し、休憩を取るようにしてください。めまい、吐き気、激しい動悸、体の痛みなどは、体からのサインです。これらの症状を無視してトレーニングを続けることは、大きな事故につながりかねません。
もし、休憩しても体調が回復しない、または症状が悪化するようでしたら、速やかにジムのスタッフに報告してください。24時間ジムには、通常、夜間や早朝にはスタッフが常駐していない時間帯もありますが、緊急連絡先が掲示されている場合が多いです。万が一の事態に備え、事前に緊急連絡先を確認しておくことも大切です。自身の安全を最優先し、勇気を持ってトレーニングを中止する判断をしてください。
6. まとめ
24時間ジムは、ご自身のライフスタイルに合わせて、いつでも好きな時にトレーニングできるという大きな魅力を持っています。この利便性を最大限に享受し、効果的なトレーニングを継続していくためには、一人ひとりのマナー意識が非常に重要となります。
マシンの占有時間を守ること、使用後の清掃を徹底すること、プレートやダンベルをきちんと片付けること。また、ロッカールームやシャワールームを清潔に保ち、共有スペースへの配慮を忘れないこと。これら一つひとつの行動は、単なるルールではなく、すべての方が気持ちよく、安全にトレーニングに集中できる環境を築くための大切な心得です。
互いに配慮し、尊重し合うことで、混雑時でもスムーズに施設を利用でき、より快適なジムライフを送ることができます。マナーを守ることは、ご自身のトレーニング効果を高めるだけでなく、ジム全体を活気ある、居心地の良い場所へと変えていく力があるのです。
ぜひ、この記事でご紹介したマナーを実践し、あなたにとって最高のトレーニング環境を作り上げてください。そして、他の利用者の方々とも共に、充実したジムライフを楽しみましょう。
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